『痛みの出ない身体づくり③』 何のためにやっているのかを思い出す
こんにちは(^^♪ 白馬の保健室 村山知子です。
体が元氣なこと、心が元氣なことは繋がっていると考えています。
白馬の保健室では体と心が元氣になること
気がついたら、笑顔になっていた。
そんなふうになってしまう
「痛みの出ない体の動かし方」のお話や
「心が疲れない考え方、出来事の捉え方」
のお話を綴っています。
今回は、
『痛みの出ない身体づくり』の
どんなことを大切にすると
一生使える財産として身につけることができるのか。
についてです。
前回からの
痛みの出ない身体づくり②の続きです。
『痛みの出ない身体づくり』を行うことで
この先の人生で痛みの出ない、痛みの出ずらい身体に変えることができるよ。
と言うことをお伝えしました。
『痛みの出ない身体づくり』の体操をしている
患者さんにお伝えしている大切なこと3つご紹介します。
①とりあえずやってみる
②1つ1つの動きを意識ながら行う
③何のためにやっているのかを思い出す
今日は、
③の「何のためにやっているのかを思い出す」
についてお伝えしていきます。
これはどういうことかと言うと
そもそも『痛みの出ない身体づくり』の体操の練習をする目的は何だったのか?
ということ。
体操をすることで、
痛みの出ない、痛みの出づらい身体になって
毎日の生活をより快適にするためですよね。
・キッチンで立っているのを楽にするため
・子供や孫と痛みなく楽しく遊べるようにするため
・階段を痛みなく下れるようにするため
・趣味の庭いじりをしゃがんで楽しくするため
などなど…
これらが出来るようになるために
『痛みの出ない身体づくりの体操』をしているのだ!
ここを思い出しながら体操を続けることが大切なのです。
例えば、骨盤と腰を安定させる体操を行っているときには
この体操をすることで、
「キッチンに立っているのを楽にするためにやっているんだな」と思い出せば、
1回1回の練習の精度が上がり
練習も楽しく続けることが出来るようになるのです。
さらには、日常生活でのちょっとしたときに
「歩き始める前に骨盤と腰を安定させてから歩きだしてみよう」
などと思いつくことができて
試してみたら「楽に歩けたぞ!」
となっていくのです。
大切なのは、ただ何も考えずに練習を繰り返すのではなく
「何のためにやっているのかを思い出す」ことで
1回1回の練習の精度が高まり
頭で考えなくても身体が勝手に動いてくれている状態になり
「身についた」という域に達することなのです。
今日も最後までお読みいただきありがとうございました。