こんにちは(^^♪ 白馬の保健室 村山知子です。
タイトルの答えですが
身体を鍛えるときには、
「左右同じ回数しなくてよい」です。
突然ですが、
あなたは、ご自分の「身体は左右対称だ」
このようにお考えではないでしょうか?
私も、骨や、筋肉ばかり見ていた時は
「身体は左右対称だ」と考えていたのです。
しかし、呼吸のことを学ぶ過程で
「人の身体は左右非対称だ」とわかりました。
どういうことがと言うと、
もう、お分かりかもしれませんが、体の中に納まっている内臓
『内臓は左右非対称』なのです。
ココから、呼吸と横隔膜のお話に変わります。
いつも、お伝えしていますが、
呼吸は横隔膜を動かすことが大切です。
横隔膜が使えることで身体は安定しやすい状態になります。
じつは、横隔膜も左右対称ではないのです。
理由は
①左に心臓がある
横隔膜から見るとすぐ上に心臓がある。
心臓が上にあるため横隔膜は押されて下がる状態です。
②右に肝臓
横隔膜のすぐ下に肝臓があります。
右の横隔膜は肝臓の丸い形のおかげでドーム状の形を保ちやすい。
そのため動きがしやすい。

REMINDさんのホームページより
他にもありますが、
このことだけを考えても、左右は非対称。
呼吸に注目します。
左の横隔膜は上に心臓があるので動きづらいのです。
簡単に言うと、右側の横隔膜は動かしやすいけど、
左側の横隔膜は動きづらい。のです。
右の呼吸はしやすいけど、
左の呼吸が苦手。こんな感じになります。
だから、身体の右側が安定しやすい人が多いのです。
だから、右に重心をおく傾向があるのです。
つまり、なにをお伝えしたいかと言うと、
身体を鍛える際には、
『左右同じ回数の練習をしなくてもいいのだよ』
ということ。
あまりにも左右差がある時には、左を少し回数増やしてみる。
こんな工夫も良いなと考えています。
今日も最後までお読みくださいまして
ありがとうございました。
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