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身体を鍛えるとき左右同じ回数行いますか?

tomokosanga

更新日:2021年10月28日

こんにちは(^^♪ 白馬の保健室 村山知子です。




タイトルの答えですが

身体を鍛えるときには、

「左右同じ回数しなくてよい」です。



突然ですが、

あなたは、ご自分の「身体は左右対称だ」

このようにお考えではないでしょうか?


私も、骨や、筋肉ばかり見ていた時は

「身体は左右対称だ」と考えていたのです。

しかし、呼吸のことを学ぶ過程で

「人の身体は左右非対称だ」とわかりました。


どういうことがと言うと、

もう、お分かりかもしれませんが、体の中に納まっている内臓

『内臓は左右非対称』なのです。



ココから、呼吸と横隔膜のお話に変わります。


いつも、お伝えしていますが、

呼吸は横隔膜を動かすことが大切です。

横隔膜が使えることで身体は安定しやすい状態になります。



じつは、横隔膜も左右対称ではないのです。

理由は

①左に心臓がある

横隔膜から見るとすぐ上に心臓がある。

心臓が上にあるため横隔膜は押されて下がる状態です。


②右に肝臓

横隔膜のすぐ下に肝臓があります。

右の横隔膜は肝臓の丸い形のおかげでドーム状の形を保ちやすい。

そのため動きがしやすい。



                     REMINDさんのホームページより                         



他にもありますが、

このことだけを考えても、左右は非対称。


呼吸に注目します。


左の横隔膜は上に心臓があるので動きづらいのです。

簡単に言うと、右側の横隔膜は動かしやすいけど、

左側の横隔膜は動きづらい。のです。


右の呼吸はしやすいけど、

左の呼吸が苦手。こんな感じになります。


だから、身体の右側が安定しやすい人が多いのです。

だから、右に重心をおく傾向があるのです。


つまり、なにをお伝えしたいかと言うと、

身体を鍛える際には、

『左右同じ回数の練習をしなくてもいいのだよ』


ということ。

あまりにも左右差がある時には、左を少し回数増やしてみる。

こんな工夫も良いなと考えています。





今日も最後までお読みくださいまして

ありがとうございました。



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